企業の規模が大きくなればなるほど、信頼を損なう行動が明るみにでるとその影響は計り知れません。不二家のケースでは、企業の最も重要な点である「誰(顧客)に自社の商品をもって何を提供しているのか」の社員への浸透を徹底しきれなかったがゆえに品質管理の怠慢・社員内の履き違えた行動などを引き起こしました。しかし、不二家はペコちゃんをはじめとする商品に親しみ、愛してくださる顧客によって救われました。主要企業の入社式が2日、一斉に行われた。不祥事で商品の一時販売停止に追い込まれた不二家では、社長が新入社員の前で信頼回復の道を歩むことを宣言し、新たなスタートを切った。その他の不祥事企業でも、トップが反省の弁や綱紀粛正の訓示で、強い危機感を表明。業績絶好調の企業でも、慢心を恐れて、あえて厳しい言葉を投げかける企業が多く、厳しさが強く漂う入社式風景となった。
1月10日時点では内定者は45人いたが、問題発覚後に6人が辞退した。新入社員代表の女性(22)は「今回の不祥事で、自信を持って『不二家に入社する』と言うことが難しくなりました。報道を見て涙を流す日もありました。頑張ろうと思えたのは、応援してくださるお客様の期待に応えなければと思ったからです」と、時折言葉に詰まりながら、「誓いの言葉」を述べた。
内定辞退をした人達には、それぞれの事情や考えがあったのでしょうからそれも一つの選択です。しかしながら、同日入社した39名の新入社員たちはまた自身の選択の上で入社をしたわけです。
先輩社員のみなさんは、新入社員代表の女性のスピーチをしっかりと噛み締めていただき、彼ら彼女らの志を折らないよう厳しくも暖かく伸ばしていってほしいと思います。

